あなたの大事なデータが人質に!?
ランサムウェアの脅威とウイルスバスターによる対策とは

金銭を狙うランサムウェア(身代金要求型ウイルス)が急増
感染するとあなたの大事な写真や動画、ファイルが使えなくなります

直接あなたの金銭を奪おうとするウイルスが問題になっています。中でも、感染した端末の画面をロックしたり(端末ロック型)、ファイルを勝手に暗号化したり(暗号化型)することによって使用できなくしたのち、元に戻すことと引き換えに「身代金」を要求する「ランサムウェア(身代金要求型ウイルス)」の被害が拡大しています。
トレンドマイクロの調査では、日本国内のランサムウェア検出台数が、2016年1月~12月で65,400件を超え、2015年1年間の検出台数6,700件に対して、9.8倍と急増してます。
ランサムウェア国内検出台数推移(日本)

※2015年1月~2016年12月 トレンドマイクロによる調査

また独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が発表した「情報セキュリティ10大脅威 2017」の第2位に「ランサムウェア」がランクインしています。
(独立行政法人情報処理推進機構(IPA)「情報セキュリティ10大脅威 2017」)

ランサムウェアに感染すると・・・

●画面をロックされて端末の操作が行えなくなる
●端末内の写真や動画、文書ファイルなどを勝手に暗号化されて開けなくなる
●ロックや暗号化の解除と引き換えに要求された「身代金」を支払うことで金銭的な被害を受ける
どんな手口?

Webページを見たり、メールの添付ファイルを開くことで
ランサムウェアに感染することがあります

ランサムウェアの「ランサム(ransom)」とは「身代金」という意味です。感染すると端末の操作やファイルの参照をできなくすることで、これらを人質にとり、元に戻すパスワードが欲しければお金(身代金)を払うようにとの脅迫メッセージを表示します。
迷惑(スパム)メールの添付ファイルを開いたことで、ランサムウェアがダウンロードされてしまったり、攻撃者によって用意された不正なURLをうっかりクリックしてランサムウェアを拡散するサイトにアクセスしてしまったりすることで感染するケースが多いようです。

ランサムウェア「CryptoLocker」に感染した環境で表示される日本語による身代金要求メッセージ

ランサムウェア「Locky」に感染した環境で表示される日本語メッセージ

スマホを狙う身代金要求型ウイルス「AndroidOS_Locker」の表示例
ランサムウェア(身代金要求型ウイルス)が人質にとるのはPCだけでなく、スマホも狙われています。
スマホに挿入されたSDカード内の写真や動画、文書ファイルを暗号化して開けなくするものが見つかっています。2016年3月には法執行機関を騙り、日本語で警告文を表示するスマホ向けの身代金要求型ウイルスが確認されました。
ランサムウェア(身代金要求型ウイルス)は主にWindows 環境での感染が確認されていますが、
AndroidやMac環境でも確認されているのでどの端末に対しても対策が必要です。
どうすればいいの?

ランサムウェアの被害を防ぐための対策ポイント

ランサムウェアの被害を防ぐために、次の5つの対策を心がけましょう。

詳しくはこちら

+

セキュリティ対策ソフトが大切なデータを守る

あなたの大事な写真や動画、ファイルをウイルスバスター クラウドなどの
総合的なセキュリティ対策ソフトがランサムウェアから守ります。
ランサムウェア対策機能の有効化について

パソコン向け機能

迷惑メールや不正サイトからの侵入を防ぐと共に、未知のランサムウェアが暗号化する動きを検知して事前にファイルをバックアップすることでお客さまの大事なデータを保護します。
※ 全てのランサムウェアに対応するものではありません。
ファイルの暗号化を始めるなど不審な動きを検知して事前にファイルのバックアップをしておくことで被害を防ぎます。さらにブロックした際に暗号化されてしまったファイルも元に戻します。

※ 最新の動作環境をご確認ください。
フォルダシールド
あらかじめ指定されたフォルダを監視することで、未知のランサムウェア等の疑わしいプログラムがフォルダ内のファイルにアクセスするのをブロックし、大事なデータを保護します。
※ 全ての未知の脅威に対応するものではありません。

挙動監視強化
脆弱性を悪用して正規プログラムに偽装するタイプのランサムウェアをブロックします。

モバイル向け機能

  • Web脅威対策
    不正なサイトへのアクセスからユーザを保護。ブラウザとLINEなどのメッセンジャーに対応しています。
  • ウイルスバスター クラウドをご利用中のお客さま
    inserted by FC2 system